平素より「compRete」 をご利用いただき誠にありがとうございます。
この度、腎排泄型薬剤処方監査支援システム「compRete」 ver.2.3.0 をリリースいたしました。
今回のバージョンアップでは以下の機能が追加となります。

 

① 計算式選択機能

これまで「compRete」では腎機能の評価に「個別eGFR(血清クレアチニン値)」を用いていましたが、これに加え、下記の計算式を選択できる機能を追加しました。
利用の際は、「処方せん一覧画面」の「設定」→「アプリケーション設定」を開き「計算式選択」にチェックを入れ更新すると、処方せん監査画面で任意の計算式が選択可能になります。
ただし、「計算式選択」にチェックを入れない場合は従来通り「個別eGFR(血清クレアチニン値)」が利用されます。

選択可能となる計算式

従来 個別eGFR
(SCr)
血清クレアチニン値を用い体表面積補正なしeGFRを算出します(単位:mL/min)
追加 標準化eGFR
(SCr)
血清クレアチニン値を用い体表面積補正ありeGFRを算出します(単位:mL/min/1.73㎡)
追加 CLcr
(CG式)
Cockcroft-Gault式を用いCLcrを算出します(単位:mL/min)
追加 個別eGFR
(シスタチンC)
シスタチンCを用い体表面積補正なしeGFRを算出します(単位:mL/min)
追加 標準化eGFR
(シスタチンC)
シスタチンCを用い体表面積補正ありeGFRを算出します(単位:mL/min/1.73㎡)

 

② 任意の薬剤に対し投与量の判定を行う機能

薬剤の一覧から任意の薬剤を選択し、投与量の判定を行える機能を追加しました。
利用の際は、「処方せん一覧画面」の「薬剤名から検索」をクリックし「薬剤選択画面」を開いてください。
「薬剤選択画面」中の薬剤検索ウィンドウで投与量を判定する薬剤をダブルクリックするか、クリックして選択し下矢印(↓)ボタンをクリックすると選択した薬剤が選択薬剤ウィンドウに移動します。逆に、選択薬剤ウィンドウで任意の薬剤をダブルクリックするか、選択し上矢印(↑)ボタンをクリックすると選択薬剤ウィンドウから削除されます。
投与量の判定を行う薬剤の選択完了後、「選択」ボタンをクリックすると「処方せん監査画面」が表示されます。「処方せん監査画面」では選択した薬剤が対象薬剤となっていますので、年齢、身長、体重、性別、血清クレアチニン値等のデータを入力し投与量の判定を行うことができます。

 

③ 通知ウィンドウ表示に関する設定機能

薬剤毎に「通知ウィンドウ」表示の有無を任意で設定できる機能を追加しました。
利用の際は、「処方せん一覧画面」の「設定」→「アプリケーション設定」を開き「通知薬剤設定」をクリックすると、通知薬剤設定に関するご注意が表示されますので内容を確認頂き、「はい」をクリックすると通知薬剤設定画面が表示されます。
通知薬剤設定の「通知薬剤設定を利用する」を選択いただくと、通知する薬剤の検索と薬剤名の左にあるチェックボックスの選択が可能になりますので、通知を行わない薬剤のチェックを外し保存して下さい。
保存後は、チェックを外した薬剤が処方されていた場合「通知ウィンドウ」が表示されなくなります。
※本設定でチェックが入っていない薬剤は「通知ウィンドウ」で通知されなくなるため、利用の際は十分注意して設定してください。
※本設定は「通知ウィンドウ」の表示設定です。処方せん鑑査は設定に関わらず対象薬剤が処方されていた場合行うことが出来ます。

 

④ 処方せん監査レポートの記載内容修正

「処方せん鑑査レポート作成画面」に「役職・名前」の入力欄を追加し、「処方せん監査レポート」の2ページ目に対象薬剤における投与量目安の一覧を追加しました。
「役職・名前」は、レセコンから薬剤師名が出力されていた場合、薬剤師名が自動で表示されます(「役職・名前」は処方せん監査レポート作成画面上で修正可能です)。
「処方せん監査画面」の「印刷」をクリック後に表示される処方せん監査レポートの「印刷プレビュー」または「印刷」ボタンを押すと投与量目安が追加されたレポートが作成されます。
また、「処方せん鑑査レポート」1ページ目の文言や表示を調整しました。

ご利用の皆様にはお手数をおかけしますが、最新版のプログラムへの更新をお願い致します。
今後とも腎排泄型薬剤処方監査システム「compRete」をどうぞよろしくお願いいたします。